XP、ホワイトペーパーを公開。5つの特殊ノードによる「pentanode system」など、XPエコシステムの詳細が明らかに

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仮想通貨のXPは、12月25日に英語版のホワイトペーパーを公開しました。当初、1月初旬の公開を予定していたようですが、少し前倒しでのリリースとなりました。

またこれに先立って、XPは公式ホームページのリニューアルも行っています。

ホワイトペーパーは全7章構成、13ページ。5章(The State of XP Today)では、かねてから指摘されていたXPの発行枚数の多さ(2200億枚以上)や、PoS報酬の多さ(30~最大300%)に対する運営側の解決策、そして仮想通貨としての流動性を高めるための方策が提案されています。

PoS(プルーフ・オブ・ステーク)報酬の削減

対策の第一歩として、XP運営はPoS報酬の引き下げを実行しました。
新ウォレット1.1.0のリリース(12月25日)に伴い、PoS報酬は一律40%に引き下げられました。

ペンタノード・システム(Pentanode system)

総発行枚数の多さは運営チームも問題点として認識していたようで、その解決策として提案されているのがペンタノード・システムです。
ネットワークセキュリティとトランザクション検証のために、5つの異なる役割を持つノードを用意しています。

1.マスターノード(コスト:5000万XP)

ペンタノードには、ユーザーが一定数のコストを支払うことで使用できるノードが2つあります。

そのうちの1つがマスターノードです。1時間ごとに約2800XPのPoS報酬が発生しますが、うち毎年50%を報酬として運営側に支払う義務があります。
このノードは24時間、365日稼働することを前提に設計されているようです。
(1年間稼働し続けたと仮定し、運営に支払う報酬を差し引くと1200万XPプラスになる計算)

なお、5000万XPさえ支払えば、現在のXP保有枚数に関係なく、一定額の報酬が発生するようです。

2.スーパーノード(コスト:10億XP)

ユーザーが使用できるもうひとつのノードがスーパーノード。利用には、10億XP(!)という大量のXPが必要となります。

スーパーノードに登録したユーザーは、10億XPの倍(=20億XP)を受け取ることができますが、コストとして支払われる分の10億XPはバーンされます。なお、ノードの破壊までには1週間の猶予があるそうです。

20億XPが月ごとの報酬となるのか、一括で受け取れるのかは明記されていませんが、「元を取るためには少なくとも半年必要」と書かれていることから、月ごとの支払いとなる可能性が高そうです。

なお、これら2つの上位ノードは主に投資家向けとされており、大量売却による価格暴落などを防ぐ意図があるようです。

3.XPセールスノード

小売店やショップなどへの配布専用ノードも作成されました。それが「XPセールスノード」です。
まずはXPを使ってみて、仮想通貨について体験してほしいという目的で作られたノードで、プロモーションやキャンペーン目的での配布に役立ててほしい、としています。

通常のノードと異なり、売却などはできません。rainなどでバラまくことはできますが、受け取り側は現在ウォレットに入っているXP額の1.5倍しか受け取れない、という特徴があるようです。

なお、契約終了などで使用されないことが決定した場合、その分のXPセールスノードはバーンされ、総供給量から除外されます。

4.DEVNODE

開発者用のノードも用意されています。アプリ開発者向けに無料で供給されるようです。

非常に高いレートでステーク報酬として支払われる一方、有効期限が定められており、平均10日でバーンされる特徴があります。従って、受け取り後なるべく早くrainなどで使用する必要があるようです。なお、使用されなかった分のDEVNODEも10日でバーンされます。

5.GEONODE

XPが他の仮想通貨との差別点として挙げている機能で、ユーザーが特定の場所を訪れるだけで報酬としてもらえるノードとなります。

XPウォレットアプリ(現在はAndroid版のみ、iOS版も将来公開予定)を使用することで、ユーザーの位置情報を取得し、その地域にいるユーザーがXPを獲得できます。

商店街や史跡、記念碑や博物館といった、現実世界の様々なスポットを訪れることでXPが獲得できる仕組みも可能なようです。

XPが公開した「XPエコシステム」の全容

ホワイトペーパーと同時期に公開されたXPエコシステムの画像がこちら。

地面に降った雨が、川から海へ流れ込み、蒸発して雲となり、再び雨となるまでの水の循環を、仮想通貨になぞらえて表現しています。

期間限定で配布される専用ノードにはバーンまでの期限が設けられるなど、仮想通貨としての流通を主目的とし、意図的な買い占めや市場操作がし辛いような設計となっていることがお分かりいただけるかと思います。

ホワイトペーパー原文はこちらから:




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コメント

  1. クミチョー より:

    とても簡潔にまとめられていて分かりやすいです。ありがとうございます😊